電験の試験では、時間が足りなくなることが多いですが、
時間短縮のためには、電卓を使いこなすことも重要です。
じつは、電卓には通常の四則計算以外にも役に立つ機能があります。
たとえばメモリー機能です。
意外と電卓のメモリー機能を使っていない人がいますが、
これも活用したほうが試験では時間の節約になります。
以下のメモリー機能のボタンを活用しましょう。
「M+」メモリープラス
「M-」メモリーマイナス
「MR」メモリーコール
「MC」メモリークリアー
機種によっては、「MR」と「MC」が一緒になった「MRC」があるものもあります。
また、「MR」は「RM」、「MC」は「CM」となっている機種もあります。
たとえば、
22 × 33 + 44 × 55 =
という計算式があった場合、メモリー機能を使用すると、次の順にボタンを押すことで計算できます。
[2][2][×][3][3][M+] [4][4][×][5][5][M+] 「MR」
という順にボタンを押せば、途中経過を紙に書かなくても電卓で一気に計算できます。
そして計算が終わった後に「MC」を押せば、メモリーの内容は消去されます。
機種によっては多少使い方が違うので、説明書を見ながら試してみてください。
メモリー機能を使いこなせば、時間の節約になりますよ。


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